通級学級
中学校
通級の様子については、気が付いたことがあったら都度記事にしたいと思います。色々と地域によって違うこともあるかと思いますが、息子が途中から通級に通い始めるにあたって、紆余曲折あったのでなるべく4月の時点から通級学級に行っている状態が好ましいのかなあと思いました。
理由の一つ目は、授業を抜けて行くわけですから、途中から急にそうなると周りから「どうしたの?」「なにかあるの?」と具体的な障がい名を聞いてくる子が相当いたようです。これはもしかしたら息子が通っている中学の子たちだけかもしれないですが、可能性としては大いにあると思います。そこで別に「言っても気にしないし、何か言われても気にしないよ」という感じなら、そういう意味では考えなくていい項目かもしれません。
二つ目、新しい学級・学校と馴染むのと通級に通うというのが最初からセットになっていた方が本人が楽である、というのもあると思います。最初から通級に行っていれば同じ通級のクラスの子とも同じ立場なので春からというのが本人もやりやすいのかなあと思いました。また通級の為に抜けた授業をどう対処していくかというのも最初から初めていた方が早く対処法を見つけられると思います。
三つ目、途中からとなると通級のクラスにも枠があるので必要性があると認識されても必ず入れるというわけではありません。というか、入れる方が稀と考えてもいいかも。うちの場合は私が毎週教育センターで担当してもらっているスクールカウンセラーさんと、たまたま息子の通う中学の通級の担当の先生が長い付き合いだったことや、通級の担当の先生が息子の部活の顧問だったので、息子の特性をなんとなくわかっていたこと(不器用なのかなと思っていました、とおっしゃっていました)などから、運よく1月というかなり中途半端な時期からこのまま継続して通うことが出来そうです。
ちなみに一つ目の項目に関することなのですが、息子が初めて通級のために通常授業を抜けたあとに皆に質問責めされたらしいです。「なにがあるの?」(障がいの内容)アスペなの?とか、とにかく知っている障がい名を次々言われて途方に暮れた息子は自分でADHDであることを渋々言ったそうです。本当はかなり言いたくなかったみたいですが。
※ちなみにご存じの方も多いと思いますが、現在ではアスペルガー症候群という名称はなくなりました。
多分本当に嫌な気持ちになったと思います。一方春から通級に通っている同じクラスの男の子がいるのですが、その子は一度も聞かれたことがないそうです。矢継ぎ早にあれこれ聞かれたり勝手に想像されたりされて楽しい人がいるはずがないので、通級は春から!というのがおすすめです。
また私の住む地域の小学校、中学校にも一応校区というのがあって、基本的には何も言わなければ指定の校区の学校へ進学するのですが「選択制」というシステムも取り入れていてます。公立なのに選択制とは何かと言うと、距離的に自力で通えると判断できるのであれば近隣の行きたい学校を希望できる、というシステムです。
ただ、これにも枠などがあって希望すれば誰でも行きたい学校へ行けるわけではありません。人気がある学校で希望者が多いと抽選ということになります。基本的には学区内の子供たちが優先されるので。
このあたりはやたらと学校が多いので、近くにいくつも小学校、中学校(特に中学校は多いです)があります。なのでそういうシステムも成り立つのかもしれません。もし、選択制のある地域に住んでいる方は是非とも通級の様子や情報も得ておくといいと思います。
公立だとだいたいの地域が校区の決まった学校へ行くことになると思うので、後半の文章はレアケース向けの話になってしまったかもしれません。
それでは今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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