息子の特性について(ADHD)
今、息子は中学校1年生ですが、わたしたちは今でも「大好き」という言葉を良く言い合っています。もう昔からの習慣なのでしょうね。さすがに小学校高学年ころからは人前では言わなくなりましたが…。過去の記事で息子のIQのでこぼこについて書いた記事がありますが、息子は本当に口が達者で語彙力もあり後先考えないで(ADHDの特性なんでしょう)わたしに口撃してくることが最近では特によくあって、基本そういうときは無視をするのですが、わたしも不完全な人間なので、つい反応してしまうときもあります。
そんなときでも、しばらくすると「大好き」と言ってきてくれることもあって、息子なりの「ごめんなさい」なのかも知れないし、さっきのことは忘れてまた今思っていることを言っているだけかも知れないけれど、それはわたしにはどっちでも良くてわたしも「お母さんも大好きだよ」と返しています。
ある日、息子が「中学生にもなって大好きとか言ってるのっておかしいのかな?」と言ったことがあります。そのときわたしは「全然変じゃないよ、お母さんは本当に思ってるから言ってるし、〇〇も本当に思って言ってくれているならそれでいいじゃない、お母さんは嬉しいよ」と答えました。
別に外国かぶれしているわけではないですが、わたしは洋画が大好きでワンオペ育児が始まる前は毎日洋画を見ていました。ハリウッド系とかだけではなくて色々な国のものです。その中で、往々にして外国では大人になっても親子で「愛してるよ」と言ってるんですよね。それこそ口喧嘩した後でも。
そういうところは日本にはあんまりないなーと思っていて、「言わなくてもわかるでしょ」じゃなくて口にすることが大切なんだと思うんです。それはいくつになっても。わたしはまだ中学1年生までの育児しかしていませんが、これからも「大好き」は言い続けるつもりです。お互いにほっこりした気持ちになれると思うから。
うちは小さい頃から続けてきたのでそれが普通になっていますが、例えばもう10歳も越えていて今更…と思ったとしてもやらないよりやった方がいいんじゃないかなーとわたしは思います。
「大好き」じゃなくても「いつもありがとう」「いつも感謝してるよ」「こんなお母さんを受け入れてくれてありがとう」とかから始めてもいいですよね。
言い慣れてない方は「いつもありがとう、本当は大好きなんだよ」とかだと言いやすいかも。素気ない反応が返ってきてもきっと心に何か届いているはず。
わたしの通っている精神科の先生のお話の中でも「思春期の子は何を言っても結局心ではわかっていて、ただ恥ずかしいだけ。いつかきちんと形として感謝が返ってくる日があると思うよ」と励ましてくれています。
本当に困ったことがたくさんあるけれど、そんなときこそ「大好き」って伝えたいなって思っています。こんなに正直に言わせてくれる息子にも感謝しています。
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